2006,10,24, Tuesday
今日は小学校にミカンについての公演に行ってきました。会長としての感想はよかったです。一個人の感想として大袈裟に言えば、自分の首を絞めるようなもの・せっかくの教育の機会を失ったと思います。持参したミカンはおいしいという評価を頂いたけれど、それはそうです、秀と言う全体の10%にも満たない選び抜いた実ですから。今後ミカンを食べていく世代が甘い実しか知らないようでは残りの90%の実はどーなるのでしょう・・考えれば恐ろしくなります。また、表面の皮に傷等があり外観が悪いミカンを見せてあげれなかったのが残念です。味に関係なく外観が悪いと商品価値が低いのです。外観を悪くならないように散布する農薬の価格は馬鹿になりません。外観が悪くてもおいしいとなれば、消費者は低農薬で食べれ、生産者は無駄に農薬を使用しなくていいのですが・・。小学生には、見たこともない、店でも売ってない、店頭に出回らない実を見せてあげたかったですね・・・物事は長短セットで教えたいです。 次回からは自分の意見が通るよう根回しが必要?
| みかん園日記2006 | 03:04 PM | comments (x) | trackback (x) | |